曲に合うテンポの目安を見つける
曲のBPM測定は、1分間に何拍あるかを音声から推定するツールです。練習用メトロノームの設定、音声編集プロジェクトの仮テンポ、ミックス前の曲同士の比較に使えます。端末にある音声ファイルを選んでください。環境音のようなイントロ、会話、自由なテンポのソロより、ドラムの拍がはっきりした部分のほうが適した結果を得やすくなります。
BPMを測定する手順
- 32 MiB以下、長さ8秒〜10分のモノラルまたはステレオ音声を選択します。長い録音は、一定の拍が入った代表的な部分を短く書き出してから選択してください。
- 「BPMを測定」を押します。音声を端末内で読み込み、繰り返す拍を調べます。長い曲は冒頭・中央・末尾から最大3か所、各30秒を解析します。「解析した音声」は各区間の長さの合計です。短い曲では区間が重なる場合があります。
- プレーヤーで曲を聴き、自分が手で刻む拍と推定値を比較します。拍の数え方が違う場合は「半分のテンポ」「倍のテンポ」を選択します。どちらも元の検出値が基準なので、「倍」を2回押してもさらに倍にはなりません。
- 細かな調整はBPMを手動入力し、「適用」またはEnterを押します。コピーされるのは現在表示されている数値とBPM単位です。別のファイルを選ぶと前の結果は消えます。「クリア」は選択したファイルも取り除きます。
結果の意味
BPMが示すのはテンポです。調、拍子、演奏の良し悪しは示しません。120 BPMなら1秒あたり2拍ですが、どの楽器が拍を刻むか、小節がどこで始まるかまでは決まりません。このツールは複数の周波数帯で音のエネルギーが増えるタイミングを調べ、繰り返しの間隔からテンポを推定します。
「一定の拍を検出しました」は、解析区間で十分に規則的で互いに近い推定値が得られたことを表します。正解の確率や音楽上の拍が正しいという保証ではありません。「不確かな結果」は、拍が弱いか区間ごとの推定が異なる状態です。どちらの場合も、固定テンポとして使う前に実際の音と比較してください。
よくある2つの補正
ダンス曲の結果が120 BPMでも、ゆっくりした拍を60 BPMとして数えたい場合があります。「半分のテンポ」を選ぶと60 BPMを表示・コピーできます。同じ録音でも拍の数え方によって両方の数値が成り立ちます。音声の再生速度は変わりません。
結果が85 BPMで、自分が数える速い拍は約170 BPMという場合は「倍のテンポ」で170 BPMに切り替えます。メトロノームと比較して168.5 BPMが合うと感じたら、手動入力して適用してください。結果は手動調整済みと表示されます。
曲を代表する部分を選ぶ
自動検出の範囲はおよそ40〜240 BPM、手動入力は20〜400 BPMです。細かい音符、シンコペーション、スウィング、強い裏拍によって半分や倍の値になることがあります。ライブ演奏、テンポ変化、長い無音、打楽器がない曲では、不確かな結果や検出なしになることもあります。1つの数値では曲中のすべてのテンポ変化を表せません。
MP3・WAVは、そのファイルのコーデックをブラウザーが読み込める場合に使えます。拡張子だけでは対応を保証できません。読み込めないときはWAVかMP3として書き出し直してください。このツールはファイルをアップロードせず、次回のアクセスのために音声や結果を保存することもありません。
よくある質問
無音や会話でBPMが出ないのはなぜですか?
一定の音楽的な拍がない可能性があります。解析区間に規則的なパターンが見つからなければ数値は作りません。音がはっきりして拍のある部分でお試しください。
曲のファイルは変わりますか?
変わりません。元のファイルはそのままです。半分・倍・手動調整は表示するBPMだけを変え、音声の伸縮、切り取り、書き換えはしません。
キャンセルして別のファイルを選べますか?
はい。キャンセルすると拍の解析を止め、結果を破棄します。ただしブラウザーで開始済みの音声読み込みは終了を待つ場合があります。その間は次の解析を開始できません。新しく選択したファイルが前の選択に置き換わります。
小数の値は正確ですか?
小数表示は比較や微調整のためのもので、測定精度を保証しません。精密な編集に使う前に、長めの区間をメトロノームと照合してください。